介護職は求人数も多く、忙しいイメージを持っている方も少なくありません。正社員以外にも、パートなど非正規社員としての働き方も選べるので人気があります。非正規社員の中でも、派遣介護職員としての働き方をする方が増えています。この雇用形態を選んだ場合、正社員やパートと比較して休みが取りやすいというメリットがあります。介護職の大きなウエイトを占めるパートでは、雇用先が介護施設や事業所になり、スタッフの一員と同様の扱いを受けます。施設長や責任者の言うことには従わなければならず、残業を頼まれたらなかなか嫌とは言うことはできません。

一方で、派遣会社が雇用主となる介護職員へは、施設長や責任者も勝手に残業を強いることはできません。労働者派遣法という法律ができてからは、身勝手な労働をさせられないように法律で定められています。ただ本人が残業をしても良いと考えている場合はもちろん働くことができます。その際には、労働基準法が適用される場合があります。仮に法律で定められた1日8時間の労働時間の他に残業をした場合、規定で定められている時給に25％が割り増しされます。そのようなことになれば、介護施設や事業所は高い金額を依頼した会社に支払わなければならず、できるだけ残業はさせたくないというのが本音としてあります。介護の現場はとても忙しのが現状ですが、働き方を選んだ場合休みが比較的取り易いおすすめの業界になっています。